【中卒奮闘中】社会人初の春。
こんにちは!中卒社会人のりんみんです!
【前回の続き】
結局なんの準備も出来ず、気付けば中学卒業。
母親は「ゆっくり準備していけば大丈夫」と言ってくれていましたが、自分の中の(何も出来てない…)という焦りは増していくばかりでした。
ある時、いくら応募しても連絡一つ来ない某求人サイトで家の近くの求人を片っ端から応募していた所、ただ一つだけ、電話をくれた会社がありました。それが私の社会人としてのルーツであり、自分を育ててくれた某関東大手スーパーでした。
電話☎が鳴った瞬間、涙が出そうなくらい嬉しかったのを覚えています。直ぐに母親に報告し、面接の日程を決めました。
いざ面接…
入試も受けたことのない私は、当然面接を受けるのも初めて。とにかく緊張して仕方がありませんでした。
会場に着き、面接が始まって面接してくれた方の第一声に、思わず一瞬固まりました。
「なんで高校に行かなかったの?」
そりゃ聞かれるよと、今なら分かるのですが、当時自分が中卒で働くという選択が上手くいくかさえ全く分かってなかった自分には、あまりにも直球で、最も答えに困る質問でした。
「家庭が貧しいので…」本当の事ですが、不登校状態だったことは、言えませんでした。それを聞いた面接官の方は、
「そうなんだね、いいと思います。」
あっさりしていて、ありきたりかもしれませんが、否定されることがとにかく怖かった自分にとってはその一言でとてもホッとしました。
その後ひとしきり話をして、内定を頂けることに。
「来週からよろしくお願いいたします。」
「はい!」
ここから私の中卒社会人生活がスタートしました。
今回はここまで。
次回は明日投稿します‼️